旬だより

「高瀬しぼり木綿」入荷致しました♪

お知らせ
2019.02.20

皆さん、「高瀬しぼり木綿」をご存知でしょうか(^^)

染織工芸家の下川冨士子さん(玉名市築地)により、復元された日本最古の藍染めしぼり木綿です。朝顔のように見える、麻糸で括った大きなしぼり柄を散らした模様が特徴です。

 

江戸時代の記録には、肥後の特産品として「高瀬絞り木綿 当初より始」とありましたが、その後いつの間にか時代の流れとともに、多くの謎を残し姿を消してしまいました。

 

幻となった「高瀬しぼり木綿」について、下川さんは平成7年ごろから研究を開始。

多くの文献を読み、高瀬のお年寄りや日本中の色んな人に話を聞き、試行錯誤を重ね、
その結果たどり着いたのが「高瀬しぼり木綿は日本最古」という答え、そしてその復元にも成功しました。

 

中世、九州で一大勢力を成した菊池氏の貿易港として高瀬津は朝鮮・中国・南洋との交易で賑わっていました。

そして、戦国時代の末頃より、高瀬では木綿織りと藍染めなどの絞りも始まっていたのです。

 

今では、下川さんの研究成果は日本の染色界で広く認められるようになり、「鎌倉で有名な染織家から高瀬しぼりが日本最古だと聞いた。研究に尽力している方々に感謝したい」との声が玉名市出身者から寄せられるほどです。

 

時代を超え、現代に蘇った日本最古の「高瀬しぼり木綿」。ぜひお手に取ってご覧ください。

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