薬草の種類・薬草マップ

  • かきどおし 垣通し

    収穫
    食用は春先に茎の先端10cmを摘取る。乾燥してお茶代わりにする場合は何時摘んでもよい。
    効能
    高血圧、糖尿病に効果がある。解熱、鎮痛作用。
    服用
    茹でて水にさらし、ごまドレッシングに。花と葉や他の野菜、海老と一緒にし、かき揚げに。乾燥葉はドクダミ乾燥葉と混ぜ煎じて飲めば強壮効果も期待できる。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • ドクダミ 蕺草

    収穫
    ドクダミ酒を作る場合は花の咲く前。ドクダミ茶を作る場合は花の咲いている時に。
    効能
    生葉は消炎、強壮作用。乾燥葉は解毒、動脈硬化予防、利尿作用。
    服用
    葉と茎の絞り汁に蜂蜜とイースト菌を加えドクダミ酒に。 乾燥葉はお茶代わりに飲用する。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • オオバコ 大葉子

    収穫
    根を残して摘取る。根を残すと再び葉が生えてきて、夏場には穂先がでてくる。
    効能
    気管支を丈夫にし、咳を止める。利尿作用、疲労回復。
    服用
    海老とオオバコのかき揚げ。オオバコの葉だけを天ぷらにしても美味しい。穂先の部分はそのままから揚げする。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • ツワブキ 石蕗

    収穫
    10月頃根茎を採取し刻んで天日乾燥させる。
    効能
    健胃、食あたり、下痢。もんで、打撲、おでき、切り傷ややけどの患部の消炎に。
    服用
    煎じて服用。生の葉を煎じて食あたり、下痢止めに。5月頃の生の葉や茎は煮物、油炒めにして服用。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • イタドリ 虎杖

    収穫
    春先の柔らかい茎と葉を採取する。
    効能
    消化不良、便秘解消、血糖値を下げる。
    服用
    ★イタドリジュース 葉や茎を5cmに刻みジューサーにかけ容器に移し、2〜3日おいて上澄み液をとって冷蔵庫で保存。蜂蜜と混ぜて炭酸水で割る。
    若菜を茹でて水にさらした後、ごま和えや酢の物などに。若菜の天ぷらは美味しい。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • クワ 桑

    収穫
    5月〜6月黒紫色に熟した実を採取する。
    効能
    滋養強壮、利尿、せき止め、去痰、冷え性、不眠症、低血圧、糖尿病、肝機能、腎機能向上。
    服用
    内服する場合は乾燥した実を煎じて服用。クワの実の2倍の量の焼酎に漬けて3ヶ月で飲用可。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • アケビ 木通

    収穫
    秋に果実とつるを採取。天日乾燥させる。
    効能
    肝炎、むくみ、尿道炎、利尿。
    服用
    乾燥果実は煎じて服用。つるは煮出して服用。果実の中身はそのまま食す。果実の皮の部分は茹でて和え物や油炒めに。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • アカメガシワ 赤芽槲

    収穫
    6月〜7月頃樹皮をはぎ取り天日乾燥させる。新芽の赤い葉を摘み取る。
    効能
    胃酸過多症、胃潰瘍、十二指腸、潰瘍、肝炎、胆石、痔、腫れ物、湿疹、いぼ。
    服用
    樹皮を煎じて服用。新芽を蒸し焼きにし、すり鉢ですってゴマ油で練り薬にする。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • クズ 葛

    収穫
    春先につる先端部の柔らかい部分を摘取る。初秋に花が咲いたら花を摘む。
    効能
    根:風邪 つる:血行促進、血糖値 花:肝機能
    服用
    つるの先端部をかき揚げや油炒め。煮出してお茶に。初秋の花びらをかき揚げに。乾燥したクズの花の粉末と蜂蜜で丸薬を作り肝機能に。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • タラノキ 楤木

    収穫
    春先は新芽を、夏場上葉の柔らかい部分のみ摘取る。
    効能
    強壮作用・胃、整腸、胃腸病、高血圧、糖尿病。
    服用
    春の芽や夏の葉は天ぷらが最も美味しい。塩ゆで後、味噌和え、ゴマ和えや油炒めも美味しい。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • ノブドウ 野葡萄

    収穫
    秋に熟した果実を採取する。
    効能
    生の果実を潰し腫れ物の消炎。果実を腐らせて神経痛、関節炎の患部に塗る。肝機能、糖尿病。
    服用
    果実を瓶に半分くらい入れ、焼酎を8分目入れて1年以上漬ける。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • 柿の種

    収穫
    秋に熟した果実を採取する。
    効能
    ビタミンCが豊富な柿茶。骨粗鬆症の改善、ボケ防止、しゃっくり、動脈硬化、高血圧、眼底出血
    服用
    乾燥させた種子をクッキングホイルでしっかり包むか、素焼きの容器に入れ、穴をふさいで火の中に入れ加熱する。空気を断って、黒くなるまで加熱する。これを粉末にし、蜂蜜を加えて大豆大の粒にしたものを朝夕、5~10粒ずつ服用する。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • タンポポ

    収穫
    開花前の全草を掘り取り、よく水洗いして天日にて乾燥させる。
    根を採るときは、秋から早春にかけて、地上部の活動がない時期に掘り取って水洗いして乾燥させる。
    効能
    女性ホルモンを活発にし、美肌を作る。乳汁、及び胆汁分泌促進、美肌、健胃作用。
    服用
    12月下旬~4月頃までの葉は苦みがなく、生でも美味しく食べられる。花は花酒にできるほか、葉と共に食用可。根はきんぴらなどにしても美味しく、炒ってコーヒーとして代用もできる。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • ハコベ

    収穫
    春先の柔らかい茎と葉を採取する。
    効能
    利尿、消炎作用に優れる。歯槽膿漏、慢性虫垂炎、産前産後の浄血、産後の肥立ち
    服用
    鍋に塩を入れ、ハコベの汁を入れてごく弱火で焦がさず乾燥させる。塩が緑色になるまで汁を加えては煮詰めるとハコベ塩が完成する。食用に加え、歯磨きの際に使用すると口腔疾患に効く。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

  • ノビル

    収穫
    鱗茎(球根)、葉全てを採取する。
    効能
    鎮咳、健胃、強壮剤となり、血栓予防、食欲不振、生理不順に。扁桃腺炎、気管支炎にも。
    服用
    鱗茎はつぶすかすりおろして小麦粉で練って貼ると打ち身、毒虫の刺し傷に効果がある。食用としても美味しい。

    出典:大地の薬箱 食べる薬草事典―春夏秋冬・身近な草木75種 著:村上 光太郎(崇城大学薬学部教授)/小岱山薬草の会
    写真撮影:青木繁伸(群馬県前橋市)

小岱山で薬草を探してみよう

小岱山の紹介

小岱山は、大牟田市、荒尾市、玉名市、南関町にまたがる景色のすばらしい名山です。小岱山は環境省自然保護区に指定され、筒ヶ岳(501m)・観音岳(473m)・丸山(392m)から構成された縦走ルートは九州自然歩道に指定されています。登山コースは良く整備されて、各山頂からの眺望は絶景です。

小武山の案内地図

ページの先頭へ戻る